『交流サイト(SNS)最大手の米フェイスブックが収益源の多角化を進める。同社の収益の大半はインターネット広告の売上高が占めているとみられるが、SNSの中で使う「仮想通貨」の提供を本格的に始めて手数料収入を拡大する。広告依存からの脱却は多くのネットサービス企業に共通する課題。フェイスブックの取り組みの成否は注目を集めそうだ。
フェイスブックは24日に開発者向けブログで、仮想通貨「フェイスブック・クレジット」の利用企業を増やすことを明らかにした。現在はフェイスブックを通じてソーシャルゲームと呼ばれるオンラインゲームを提供する協力企業の一部がクレジットに対応しているが、7月からすべての企業にクレジットでの支払いの受け入れを義務付ける。
フェイスブックのダン・ローズ副社長は24日に独ミュンヘンで開かれたIT(情報技術)関連の会議に参加。クレジットについて「ゲームの提供企業が異なっても同じポイントを使えて利便性が高い」と説明した。また「クレジットは(ゲームで使う道具など)バーチャルグッズを購入するための仕組みとして設計している」と述べた。
物品購入などゲーム以外でのクレジットの利用に対して否定的な見解を示した形だが、米IT業界ではフェイスブックが今回の取り組みを機に決済分野への進出を本格化するとの見方が根強い。フェイスブックは世界で5億人以上の利用者を抱えており、国境を越えて自由に流通する「仮想通貨」の利用が広がれば、新たな経済圏の形成につながる可能性もある。』
<出典:日本経済新聞>
いわゆるポイントですね。
モバゲーやGREE、Amebaでおなじみの、サイト内へ囲い込むマネタイズ。
私はどちらかというと否定的な立場です。
過剰な消費を助長しやすいという意味で、ですね。
企業が悪意を持って(恣意的に)使われる可能性を感じてしまいます。
企業にとって有利なことは、少なくともコンシューマーにとって不利なこととなります。
人間に対しては性善説を取りたいのですが、こと企業については性悪説を採用しないと、いずれ痛い目を見るような気が・・・
マルチ商法などが典型的な例です。
フェイスブックは24日に開発者向けブログで、仮想通貨「フェイスブック・クレジット」の利用企業を増やすことを明らかにした。現在はフェイスブックを通じてソーシャルゲームと呼ばれるオンラインゲームを提供する協力企業の一部がクレジットに対応しているが、7月からすべての企業にクレジットでの支払いの受け入れを義務付ける。
フェイスブックのダン・ローズ副社長は24日に独ミュンヘンで開かれたIT(情報技術)関連の会議に参加。クレジットについて「ゲームの提供企業が異なっても同じポイントを使えて利便性が高い」と説明した。また「クレジットは(ゲームで使う道具など)バーチャルグッズを購入するための仕組みとして設計している」と述べた。
物品購入などゲーム以外でのクレジットの利用に対して否定的な見解を示した形だが、米IT業界ではフェイスブックが今回の取り組みを機に決済分野への進出を本格化するとの見方が根強い。フェイスブックは世界で5億人以上の利用者を抱えており、国境を越えて自由に流通する「仮想通貨」の利用が広がれば、新たな経済圏の形成につながる可能性もある。』
<出典:日本経済新聞>
いわゆるポイントですね。
モバゲーやGREE、Amebaでおなじみの、サイト内へ囲い込むマネタイズ。
私はどちらかというと否定的な立場です。
過剰な消費を助長しやすいという意味で、ですね。
企業が悪意を持って(恣意的に)使われる可能性を感じてしまいます。
企業にとって有利なことは、少なくともコンシューマーにとって不利なこととなります。
人間に対しては性善説を取りたいのですが、こと企業については性悪説を採用しないと、いずれ痛い目を見るような気が・・・
マルチ商法などが典型的な例です。