私がよくお邪魔する立ち飲み屋、名古屋は栄3丁目にある「伊勢町」の店主マグロさんと与太話をしていたときのこと。
彼はケッタ(名古屋弁、標準語では自転車w)にiPhoneをセットし、GPS+地図表示機能でNaviの如く使用しているのだそうな。
そこで困るのが(特に冬)、手袋をしているとタッチ機能が使えない、と。
ご存知の方も多いと思いますが、タッチパネルには数種類の方式【感圧式・静電容量方式・抵抗膜方式・表面弾性波方式・赤外線方式・電磁誘導方式等】があり、iPhoneはその中の静電容量方式を採用しています。
そのため、押さえるものは指や指と同等の静電的な導電性のものである必要です。平たく言えば、電気を通す何かじゃないと使えないわけです。
しかし、導電性のある手袋などというものはあまり無いらしく(実際には発売されていますが、オキニの手袋を活かしたい)、彼の採用した手段は「導電性繊維を指先表・裏を通して編みこむ」 ことでした。
皆さん苦労しているのだなぁ・・・などと呟きつつ、こんな記事も発見しました。
『TouchPadのSynapticsが画期的技術を開発―名刺10枚の上からのタッチも判別可能に』
「読者の多くはそれと知らずにSynapticsの製品を毎日使っていることと思う。TouchPadで有名なこの会社は触覚に関する先端技術の開発を日夜進めているが、ここでデモされている最新の成果は画期的だ。
開発チームはタッチ・コントローラー(接触情報を処理する小さいチップ)とディスプレイ・ドライバを連携させることに成功した。つまりディスプレイ自身が発生するノイズをタッチスクリーンが発する信号から取り除くことができるようになった。これによって信号/雑音比が大幅に改善され、スタイラスや手袋をはめた指などで接触した場合でも動作を正しく読み取れるようになった。
ここではゴルフ用手袋をしたままで、あるいはスタイラスやピンの先でさえ、タッチセンサーが正常に作動する様子がデモされている。なんとスクリーンの上に名刺を10枚重ねた上から触っても読み取れるのだ。これによってタッチスクリーンの使い勝手が画期的に向上するのは言うまでもない。たとえば、通常の指によるタッチへの反応はそのままで、スタイラスによる細かい字の筆記もサポートするような機能を持たせることも可能になるだろう。・・・」
<出典:TechCrunch Japan>
昨日のテレビでは、日本の某繊維会社が倒産の危機に瀕し、最後の賭けで韓国のLGからタッチパネル製造装置を購入し、最近のスマホ景気でかなりの受注残がある世界2位のタッチパネルメーカーとなった話が出ていました。世界1位も狙える位置にあるとのことで、日本のモノづくりに久々の明るい話でしたね。
彼はケッタ(名古屋弁、標準語では自転車w)にiPhoneをセットし、GPS+地図表示機能でNaviの如く使用しているのだそうな。
そこで困るのが(特に冬)、手袋をしているとタッチ機能が使えない、と。
ご存知の方も多いと思いますが、タッチパネルには数種類の方式【感圧式・静電容量方式・抵抗膜方式・表面弾性波方式・赤外線方式・電磁誘導方式等】があり、iPhoneはその中の静電容量方式を採用しています。
そのため、押さえるものは指や指と同等の静電的な導電性のものである必要です。平たく言えば、電気を通す何かじゃないと使えないわけです。
しかし、導電性のある手袋などというものはあまり無いらしく(実際には発売されていますが、オキニの手袋を活かしたい)、彼の採用した手段は「導電性繊維を指先表・裏を通して編みこむ」 ことでした。
皆さん苦労しているのだなぁ・・・などと呟きつつ、こんな記事も発見しました。
『TouchPadのSynapticsが画期的技術を開発―名刺10枚の上からのタッチも判別可能に』
「読者の多くはそれと知らずにSynapticsの製品を毎日使っていることと思う。TouchPadで有名なこの会社は触覚に関する先端技術の開発を日夜進めているが、ここでデモされている最新の成果は画期的だ。
開発チームはタッチ・コントローラー(接触情報を処理する小さいチップ)とディスプレイ・ドライバを連携させることに成功した。つまりディスプレイ自身が発生するノイズをタッチスクリーンが発する信号から取り除くことができるようになった。これによって信号/雑音比が大幅に改善され、スタイラスや手袋をはめた指などで接触した場合でも動作を正しく読み取れるようになった。
ここではゴルフ用手袋をしたままで、あるいはスタイラスやピンの先でさえ、タッチセンサーが正常に作動する様子がデモされている。なんとスクリーンの上に名刺を10枚重ねた上から触っても読み取れるのだ。これによってタッチスクリーンの使い勝手が画期的に向上するのは言うまでもない。たとえば、通常の指によるタッチへの反応はそのままで、スタイラスによる細かい字の筆記もサポートするような機能を持たせることも可能になるだろう。・・・」
<出典:TechCrunch Japan>
昨日のテレビでは、日本の某繊維会社が倒産の危機に瀕し、最後の賭けで韓国のLGからタッチパネル製造装置を購入し、最近のスマホ景気でかなりの受注残がある世界2位のタッチパネルメーカーとなった話が出ていました。世界1位も狙える位置にあるとのことで、日本のモノづくりに久々の明るい話でしたね。