まぁかなり以前からIPv6へ移行しなきゃそのうち無くなるよ、とアナウンスされてましたからいまさら驚きませんが。
ちなみに、
IPv4アドレスとは、111.222.333.444の4ブロックの数字の組み合わせで(各ブロックは0~255)、ネットワーク上の住所を示す取り決めです。
理論上は2の32乗通りの住所(約42億)が表せる仕組みですが、これがなくなっちゃうわけです。
あなたの借りたレンタルサーバにも勿論付いてますよね!?
そして、その上位規格・IPv6アドレスは 2の128乗通りの組み合わせですから、例えば「人間の細胞全部にIPアドレスが振られる」ことでもない限り、かなり遠い将来まで安心でしょうw
問題はIPv4とIPv6の間には互換性が無いことです。
IPv4しか使えないネットワーク機器は、当然のことながらIPv6アドレスを認識できません。
アドレスコンバータのようなもの(IPマスカレード?)を介さなければ、IPv6アドレス空間と通信できなくなってしまいます。
さて、どうなることやらwww
-IANAにおけるIPv4アドレス在庫枯渇、およびJPNICの今後のアドレス分配について -
『日本時間2011年2月3日(木)深夜、 IANA(Internet Assigned Numbers Authority)*1によって 「/8ブロックの残りが5個となった際、 それらは世界に五つある各RIRに一つずつ分配される」 というポリシーが適用され、 IANAの中央在庫は枯渇いたしました。
これは、先だって、 アジア太平洋地域の地域インターネットレジストリ(RIR; Regional Internet Registry)*2であるAPNICに対し、 IANAから二つの/8ブロック(/8ブロック一つは約1,678万アドレス)が割り振られ、 IANAの持つ/8ブロックが残り五つになったことを受けてのものです*3。
2月3日午後11時30分 (現地時間2月3日午前9時30分)に米国・マイアミにて、 NRO*4、 ICANN*5、 ISOC*6、 IAB*7の合同で 「インターネットの歴史における重大な節目となる」 式典とプレス向けカンファレンスが行われ、 その場で五つのRIRの代表者に対して、 最後のアドレスブロックの割り振り証書が手渡されました。・・・』<出典:JPNIC>