ICT徒然草・・・デジタル四方山ばなし

ict86(ICT野郎)です。 日々、気になるICT(情報・ネットワーク)系の出来事をピックアップし、 ゆるゆると切り込んでいきます。

2011年02月

DOCOMOが先鞭を切るSIMフリー化

海外携帯のようにSIMロックを外す、SIMフリー化時期をDOCOMOが発表しました。

SIMロック解除しても端末料金は高くならない--ドコモ山田社長が言及」 

SIMロックを解除したからといって端末の料金が高くなることはない――NTTドコモ代表取締役社長の山田隆持氏は、2月24日に開催された同社のスマートフォン春モデル発表会でこのように語った。

ソフトバンク代表取締役社長の孫正義氏は、2月3日に開催された決算説明会でSIMロックを試験的に解除するとした上で「さまざまな不具合が出てくる。解除した端末は単価が4万円ほど高くなる」と語っている。山田氏の発言は、この孫氏の意見について見解を求められて回答したもの。

NTTドコモでは3月15日より、購入した端末の代金について、2年契約を条件に毎月の利用料金から一定額を割り引く「月々サポート」を提供する予定だ。これを利用することで、今回発表された新端末「MEDIAS N-04C」「Xperia arc SO-01C」なども実質3万円程度で購入できるとしている。

NTTドコモでは、4月以降に発売するすべての端末について、SIMロックの解除機能を導入するとしている。ロックの解除はドコモショップで行えるようになる予定だ。端末購入後すぐにもロック解除できる予定だが、手数料がかかるという。手数料は未定だが「そんなに高くはならない」(山田氏)としている。」 

やっとガラパゴス携帯の開国が始まりますか?

auが難しいのはわかりますが、先進的であることをうたう孫社長のソフトバンク、何故渋っているんでしょうねw

やっぱりApple絡みのアドバンテージを守りたい=保守的になってしまったからでしょうか?
キャリアの土管化が始まることを、そんなに恐れているんでしょうか?

海外のキャリアはその中で切磋琢磨し、新しいサービスを打ち出して立派にやってますよ。

ツイッターで、その辺の所を孫社長に問いかけてみてはいかがですか? 

ソニー、タブレット市場参入を計画?

もうそろそろ、ソニーのVaioが衣替えの時期です。

だから、と言うわけでもないのでしょうが、こんな噂が流れてきましたよ・・・

ソニー、タブレット市場参入を計画?--「Android 3.0」搭載端末を開発中か」 

Sony Ericssonが年末商戦に向けて2つの「Android 3.0」搭載タブレットを開発しているとEngadgetが報じている。

どちらも従来のタブレットとは違うフォームファクタを採用しているものの、そのうちの1つで「S1」と呼ばれるものの方が今日の大方の端末に近い形状をしているという。

Engadgetによると、対角9.4インチで解像度1280x800のタッチスクリーンを備える同端末はVAIOチームが取り組む最新の製品になるようだ。デュアルコアTegra 2プロセッサ、背面および前面カメラ、USB A端子を備えるという。

記事によれば、同端末は「PlayStation Certified」のためソニー製ゲームで遊ぶこともできるという。

外観は雑誌を半分に折ったような形状になり、手になじみやすく、膝や机の上に置いてタイプ入力もしやすいとされている。また片側に重心が寄っているため片手でも持ちやすいという。

もう1つのタブレット「S2」は、内部的にはS1と同様のハードウェアを搭載するものの、外観はまったく違うものになるという。S2は5.5インチの画面を2つ組み合わせて利用することで、より大きな表示面積を誇るという。横長で折りたたみ式の形状となっている。

PlayStation Certifiedなのかどうかは明らかでないが、「Qriocity」はサポートするという。」 

やっぱりデザインに拘るソニー製品、一筋縄ではいかないデザインのようです。

中国・台湾や韓国のメーカーばかりのタブレット市場に風穴を開けてくれることを期待しています。

年末商戦向け、と書いてありますが、その前にソニーのVaioでも一山あるかな?
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さくらインターネット一人勝ち!?

同日に、さくらインターネット(データセンター業、いわゆるレンタルサーバ屋さん:マザーズ上場)についての記事が2つあったので、ちょっとだけ考察してみます。

双日、さくらネットを1株23万円でTOB 連結子会社化でIT事業強化

双日(2768)は22日、マザーズ上場のさくらインターネット(3778)にTOB(株式公開買い付け)を実施すると発表した。買い付け価格は1株23万円。22日の終値(17万0700円)を35%上回る。データセンター事業を手掛けるさくらネットを連結子会社化し、IT(情報技術)事業を強化する。」 

さくらインターネット、石狩データセンターの工事計画変更、2棟同時に建設』 

さくらインターネット株式会社は21日、北海道石狩市に建設を計画している「石狩データセンター」について、第1期分として全8棟のうち1棟を建設するとしていた当初の計画を変更し、2棟同時に建設することを発表した。竣工は2011年秋の予定。」 

景気がいいですね。さくらさん。

私も、知人のサイトや仕事で頼まれたサイトを十数本分、さくらインターネットのライト・スタンダードで運用しています。
安くてパフォーマンスも悪くないのと、「会社がこの先長期間大丈夫かどうか」 が大きなファクターとなっています。

格安サーバは他にもいくつかありますが、いまひとつ信頼面の点でどうかな、と・・・ 

今回もあるプロジェクトに使うサーバとして、「さくら」と「某大手」を比較しましたが、「某大手」の価格が「キャンペーンなのに割高」なのと、管理者が「さくらサーバの運用に慣れていて導入に迷わなくてすむ」点が決め手になり「さくら」で決定しました。

企業ユーザが求めているのは価格はもちろんのこと、安定・安心・使いやすさなどの総合力なのだなぁと思った次第です。 
価格競争に陥っても勝ち続けていられる、地味だけれども堅実なサーバ屋さんの秘訣はそんなところにあるのかもしれません。 

グルーポン問題の再発!?

また年末年始のおせち問題のようなものかと思いきや、ちょっと事情が違うようでして・・・

飲食店が突然のクーポン利用中止「グルーポンを継続すると存続が危ぶまれる状態に陥る」

なにかと世間を騒がせているクーポンサイト『グルーポン』。いろいろと問題視されているものの、通常価格よりもかなり安く料理やサービスが購入できるため、人気クーポンはすぐに売切れてしまうという大盛況ぶりです。
そんな『グルーポン』で、新たに問題が発生したようです。『グルーポン』で1000円の商品を500円で販売していた飲食店『たいやき鯛勝』が、クーポンの取り扱いをいきなり中止したのです。この店のスタッフは、「グルーポンを継続することは当店の宣伝、リピーターの獲得どころか、存続さえ危ぶまれる状態に陥ってしまう」と苦悩を語っています。以下は、『たいやき鯛勝』が公式サイトに掲載したクーポン中止の告知文です。
」 

<グルーポンのクーポンに関してのお知らせ>2011年02月15日(火) 12時46分

誠に申し訳ありませんが、本日をもちましてグルーポンから発行されたクーポンは、使用を中止させて頂くことになりました。返金、苦情等の問い合わせはグルーポンへご連絡ください。お客様に大変ご迷惑をおかけします。当店のたいやきを楽しみにして頂いたお客様に心からお詫び申し上げます。

<グルーポンのクーポン中止の経緯>2011年02月16日(水) 20時26分49秒

お客様には大変迷惑をお掛けしております。遅くなりましたが、ご説明させて頂きます。12月の半ば頃に営業の方がいらして話を聞きました。当初の話では1月にグルーポンの掲載を予定しておりました。しかし12月26日の前日に電話をもらい急遽掲載が決まりました。お陰様でクーポンは1700枚売れました。平日、土日共にたくさんのお客様にご来店頂きました。事件の発端はクーポンの偽造から始まりました。その後のグルーポンの対応が遅く、よくありませんでした。料金の支払いについても当店は大企業とは違い、個人経営の小さなお店なので正直厳しいのが実状でした。このまま6月までグルーポンを継続することは当店の宣伝、リピーターの獲得どころか、存続さえ危ぶまれる状態に陥ってしまうと判断し、今回の中止という苦渋の決断をしました。これから非難や中傷を受けることも覚悟の上です。まだまだ未熟者ですがこれからも精一杯頑張りますので、どうか応援宜しくお願いします。・・・」 

おせちの問題と異なるのは、

・経営者の度重なる対応ミス、ではなく、恐らく「グルーポン側の姿勢」や「グルーポン側の無理な営業」に問題があったであろうこと。

です。

もちろん、店主側に落ち度が全く無いというわけではありません。
「当店では難しいと思います」とキッパリ断れば良かったのに、
と普通の人は考え、商店主側の落ち度をも責めるのでしょう。

しかしちょっと待ってください?

マルチ商法やSF商法の営業勧誘員から、強引に・心理的圧迫手法で営業され、契約してしまった人って落ち度がありますか?

プロの手に掛かれば、素直な人ほど(朴訥な・人の良い商店主も然り)簡単に押し切られてしまうでしょう。

この件に関しては「グルーポン側の責任がほぼ100%」と私は断言します。
 

パチンコやマルチ商法が無くならない理由

日曜日なので、少しICTから離れて書いてみようと思います。

ニコニコニュースのエントリーでこんなものがありました。

元首相が業界にアドバイス? 日本からパチンコが無くならない理由

「・・・
番組ではひろゆき氏が「なぜに韓国ではパチンコを撤廃できたのか?」という議題を提起。韓国では2000年頃からパチンコ店が広がり、パダイヤギ(日本名「海物語」)」という機種が大流行。最盛期には約16000店舗のパチンコ店があったが、パチンコ店の商品券発行に絡む大統領の甥のスキャンダル「パダイヤギ事件」をきっかけに、マスコミがパチンコ批判を展開。2006年にはパチンコが完全撤廃されている。

「・・・
そして「なぜ日本ではパチンコを廃止できないのか?」という議題について、若宮氏は「韓国と日本の違いは、被害が出ても(マスコミがパチンコ業界を)叩けない点にある」とし、さらに多くの政治家がアドバイザーとして名を連ねているパチンコチェーンストア協会の存在や、元警視総監がパチンコ台のチェックをする団体に「天下り」しているということを説明した。これを聞いたひろゆき氏は協会のアドバイザーの名簿の中に元首相の名前を見つけ、「政治家がパチンコ業界からお金をもらっていて、バックアップしているわけですね」と呆れた様子だった。


私、実はパチンコ廃止論者ではありません
パチンコが、家庭を壊すギャンブルになってしまった事が憂える事態だと考えているのです。
昔のヒコーキ台などは好きでした。今でもあるのなら、遊んでみたいと思ってるくらいです。

しかし・・・

パチンコ台の検査に絶大な影響力を持つ保安協、そこに天下りする警察OB、そこから甘い汁を吸う政治家、吸い上げられたコストをパチンコ店に転嫁しパチンコ店をコントロールする台メーカー、そして搾取され加熱するパチンカー

この構造が続くなら、パチンコなどいらない!!

昔ながらの、安く遊べる「ゲームとしてのパチンコ」が復活するのなら大歓迎なんです。
せめて1000円で平均1時間遊べるようにしていただければね。

同じような構造を持つのがマルチ商法の業界です。

パチンコ業界よりお上・政治家との癒着は少ないですが、商売の構造上、1000人の被搾取者の上に一人の成功者と呼ばれる人間が君臨するという、商売と呼ぶにはあまりにアンバランスな報酬制度

そのアンバランスを覆い隠す為の、洗脳行為に近いセミナー・ランクを上げる為にの借金・買い込み等々、この商法は百害あって一利もありません。

副業程度にみんなが月に数千円~数万円程度稼げるよう、法的規制をしていけば良いのに、そう提唱する業界団体さえない。

こんな悪質商法は、もう禁止しても良いと思います。

しかしこの業界に喰らい付くダニ政治家がいますので、そいつらを退治する方が先決ですか。

民主党山岡賢次・石井ー・藤井裕久(小沢シンパ)、自民党野田聖子・吉田六左エ門(この人はなんとアムウェイ会員w)等々、韓国のようにすっぱりやられちゃってくださいな♪
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